ヤフーが金融事業に参入 サイバーエージェントからFX子会社を買収
ヤフーが金融事業に本格参入。サイバーエージェントからFX事業を買収し、Yahoo!JAPANの集客力やYahoo!ポイントなどとの相乗効果を見込む。
ヤフーは12月12日、金融事業に参入すると発表した。サイバーエージェントから外国為替証拠金取引(FX)事業を買収し、
Yahoo!JAPANの集客力やYahoo!ポイントなどとの相乗効果を見込む。
サイバーエージェント100%子会社のサイバーエージェントFXの全株式を約210億円で買収する。株式譲渡は来年1月末。
ヤフーは決済・金融事業を新たな事業の柱に育てたい考え。これまでは「Yahoo!ウォレット」による決済事業が中心だったが、
FXを成長分野とみて金融事業に本格的に参入する。サイバーエージェントFXはスマートフォン向け取引ツールに強みがあり、
「スマートフォンファースト」を掲げるヤフーはスマートフォンによる利用者の拡大を図っていくほか、
取り引きのたびにYahoo!ポイントがたまるサービス連携、Yahoo!JAPANを活用した集客を図っていく。
サイバーエージェントFXは2012年3月期に営業収益(売上高)は84億9800万円、営業利益は40億2100万円、純利益は22億8900万円。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1212/12/news080.html