嫌儲園芸部 (32)ミニタマネギ 発芽のコツは地温確保

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(32)ミニタマネギ 発芽のコツは地温確保
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121207/trd12120707500001-n1.htm

2012.12.7 07:48
 ミニタマネギやペコロスと呼ばれる直径2〜3センチほどの大きさのひと口サイズのタマネギ。
ミニタマネギは玉が大きくならないミニ品種(「ベビーオニオン」など)で、ペコロスはふつうの大きさに育つ極早生品種を春まきにするものです。

 いずれも普通のタマネギよりも甘みが強く、形くずれが少ないことから、スープやシチューなどの煮込み料理に使われることが多く、
ピクルスにしてもおいしいです。小さい分、密に植えられるので、長さ40センチの小型プランター(約5リットル)で40個ほど採れます。

 〔1〕種まき 種まき適期は、温暖地で3月上旬〜3月下旬。培養土を入れたコンテナに、5センチ間隔で深さ5ミリほどの溝をつけ、
そこに重ならない程度に種をまいて、土をかけ、しっかり水やりします。低温には強いものの、発芽適温は20度前後なので、
園芸用フィルムで保温するか、室内に置くなどして地温を確保することが上手に出芽させるコツになります。
室内においた場合は、出芽が始まり次第、戸外へ出します。適温ならば4日ほどで出芽してきます。
培養土は、腐葉土2割と約3グラムの過リン酸石灰を含む土10リットル当たりに、定植の2週間前までに苦土石灰(くどせっかい)約10グラム、
定植前までに化成肥料約3グラムを施したものか、市販品を使います。

 〔2〕間引き(1回目)・増し土・追肥(1回目) 最初の間引きは種まき後30日ほど。
株間が5ミリ間隔になるように間引き、合わせて、苗がぐらつくようであれば土を足します。
この頃、培養土の養分が減ってくるので、土10リットル当たり化成肥料約3グラムも施しておきます。

 〔3〕間引き(2回目)〜追肥(2回目) 種まき後50日ほど、本葉3枚までに、2回目の間引きをして株間を2〜3センチにします。
さらにその10日後、2回目の追肥を1回目同様に施します。

続く
2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/12/09(日) 16:53:01.24 ID:8QB8DSfX0
ええな
3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/12/09(日) 16:56:02.00 ID:OOJAgfsv0
 〔4〕収穫 5月下旬〜7月中旬、玉の直径が2〜3センチになり、葉が倒れ始めたら収穫します。
調理の際にはがすのが面倒なうす皮は、タマネギの上部と根の部分を切って水につけておくとはがしやすくなります。
また、ペコロスは、夏越しさせ9月に植えつけると、12月には大玉のタマネギとして収穫できます。(文・サカタのタネ 淡野一郎)

おわり
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