USPTOは、タッチスクリーンデバイス操作に関わるAppleの
特許に含まれる20件のクレームすべてを無効と判断した。
注目すべきは、Appleの共同創設者である故Steve Jobs氏の名が、筆頭発明者として
他の24名とともにこの特許(米国特許番号7479949)に記載されていることだ。
Appleがこの特許を申請したのは2008年4月のことで、9カ月後には特許が認められた。
これはMotorola Mobilityを相手取った最近の特許訴訟で取り上げられた3つの
特許の1つだが、裁判所は11月にこの訴訟を棄却している。
(前回)
しかしUSPTOは同特許を審査したうえで、Appleの特許クレームには
「新規性が欠如している」ものが複数あると判断した。
またそれ以外の請求項について、USPTOは「自明である」と判断した。
Appleにとっての問題は、「新規性が欠如している」あるいは「自明である」という
USPTOの判断によって、同社のテクノロジが従来のテクノロジに取って代わる
真の発明ではなく、必然的な進歩であると示された点にある。
http://japan.cnet.com/news/business/35025476/ http://japan.cnet.com/news/business/35023492/