http://news.mynavi.jp/news/2012/12/04/202/index.html NuForceは2012年より、「Home Series」というシリーズ製品を展開している。
今回発表したHAP-100もその中の1台だ。NuForceの製品では、「Icon」シリーズなど、
デスクトップオーディオをメインターゲットにした製品が多い。Home Seriesは、それらよりも
ハイグレードなホームオーディオをメインターゲットとしたシリーズ。現在、デジタル入力
プリメインアンプ「DDA-100」と、DACヘッドホンアンプ「DAC-100」がラインナップされている。
ボリュームコントロールには、同社のフラッグシップアンプ「P-20」と同様に、低ノイズの
皮膜抵抗を使用した切り替え型ラダーネットワークを採用。1dB刻みで100ステップの音量調整を行える。
これに続くプリアンプ段では、超低ノイズFETをゼロ負帰還駆動することで、高精度で低歪な
音楽再生を実現している。電源部には、トロイダルトランスと大容量コンデンサを採用することで、
パワーとクリーンさを実現している。
ヘッドホンアンプ部はシングルエンドの純A級動作だ。ヘッドホンの最大出力は、インピーダンスが
Hi-Zの際には5.2Vrms、300Ωの際には5.1Vrms、30Ωの際には1.8Vrms、16Ωの際には0.9Vrmsとなっている。
全高調波歪率は0.002%@20Hz〜20kHz(3Vrms RCA, 2Vrms)@1kHz。S/N比は100dB(20Hz〜20kHz)で、
再生周波数帯域は20Hz〜20kHzだ。