バンコクで反タクシン派が大規模デモ、負傷者も
【バンコク=石崎伸生、深沢淳一】タイの首都バンコク中心部で24日、インラック首相の退陣を求める勢力が大規模集会を開き、
警官隊の規制線を突破しようとしたデモ隊に警察が催涙ガスを発射するなど、一部で衝突が起きた。
警察によると双方で計40人以上が負傷し、うち警官2人がデモ隊のトラックにひかれるなどして重体。約130人が警察に拘束された。
集会は、軍の元高官が率いる新たな反タクシン元首相派勢力「ピタック・サイアム(タイを守る)」が、首相府や議会など政府施設が集まる地区で開いた。
観光客が多い中心商業地区から西に約5キロ・メートル離れた地点で、参加者は警察発表で2万人、主催者側は5万人以上としている。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121124-OYT1T00858.htm?from=ylist