鈴木京香、復興支援ソングPVで歌わない理由は? 西田敏行、森公美子ら解釈語る
[シネマトゥデイ映画ニュース] 15日、渋谷のNHK放送センターで震災復興支援ソング特集番組「花は咲くスペシャル」の取材会が行われ、
番組に出演する西田敏行、千昌夫、中村雅俊、森公美子、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)、熊谷育美、前野博紀、荒川静香、
辻井伸行らが出席した。
「花は咲くスペシャル」取材会ギャラリー
岩井俊二監督が作詞を手掛け、菅野よう子が作曲した復興支援ソング「花は咲く」。東北出身の34組36人の各界著名人が、花を手に
リレー形式で同曲を歌うミュージックビデオは、初披露以降、視聴者から大きな反響があったという。
ビデオには女優の鈴木京香も出演しており、歌うことなく、黙とうをするように目を閉じる。この演出について西田は「友人からメールで
『いまNHKでやっている曲いいな〜』と言われまして。『鈴木さんは何で歌わないんだ』とも聞かれたけど、あの人は花を持っていてくれれば
いいんだよと、答えました」と切り出す。すると森も「それはわたしもよく聞かれますね。鈴木京香さんはいるだけでいい、花なんです」と
彼らなりの解釈を明かした。
番組では、「花は咲く」にちなんだ被災地の物語などを紹介する予定。また一夜限りのハイライト企画として、辻井のピアノ演奏と共に、
番組出演者と郡山市立安積中学校合唱団による同曲スペシャルバージョンの合唱が披露されることになっている。
同曲について、誇らしげに「10年、20年、そして100年と歌い継がれる曲になってほしい」と口にする出演者一同。しかし富澤だけは
「年末には紅白という花を咲かせたい。というか紅白に出られないんですか?」とNHK関係者にアピール。それを受けた西田が
「荒川さんは透明感のある声で、イナバウアーのような柔らかさを感じたけど、右隣(サンドウィッチマン)からは何も感じなかった。
うるさいなーっと思って。紅白は難しいかもな」とバッサリと切り捨てると、会場は笑いに包まれた。(取材・文:壬生智裕)
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