短文投稿サイト「ツイッター」の普及が進む中で迎える今回の衆院選。政治家の利用が広がる一方、なりすましも後を絶たない。各党は、政党や政治家のホームページ(HP)とツイッターのアドレスをリンクさせるなどの
対策を取るが、専門家からは対応の不備を指摘する声も出ている。
「おはよー。仕事鬼だるいけどまぁ頑張ってきますわ。早くこの職辞めて〜。」
民主党の野田佳彦首相を名乗る人物が20日、ツイッター上でつぶやいた。「プロフィル」には野田首相の写真が掲載され、「第95代内閣総理大臣」とある。
だが、野田首相の事務所は「本人は公式アカウントを取得していない」とし、ツイッターは偽物と指摘した。
140字以内でネット上に投稿するツイッターは手軽で、速報性があるため利用する政治家が増えている。
政治家のツイッターをまとめたサイト「ぽりったー」には、国会議員(前職、元職含む)89人が掲載されている。
一方、名前などを誰でも自由に登録できるため、なりすましも相次いでいる。
公明党の山口那津男代表も被害に遭った。偽ツイッターは、当初は政治的な発言をつぶやいていたが
フォロワー(読者)が増えるとアダルトサイト関連情報を掲載。
山口氏は対策として11年4月にツイッターを始め、「公式アカウントを設けさせていただきました」とつぶやいた。
ただし、「文字数が少なく、誤解を生む可能性がある」(秘書)として、その後は一切つぶやいていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000038-maiall-pol 依頼312