「売春大国」の汚名を返上すべく、韓国では売春の摘発が強化されたが、なくなるどころか地下に潜り、
さらには“輸出”までされて、ますます世界から白い目で見られている。
例えば、韓国の高速鉄道KTXのソウル駅前には、いわゆる「ちょんの間」が密集していた。日本で言えば、
上野駅前に大風俗街があるようなものだ。それが法改正によって壊滅した。
逆に増加の一途を辿っているのが、オフィステル(事務所+簡易宿泊施設。ワンルームタイプが多い)や
マンションの一室を借りて、そこで売春するケースだ。ソウルでは江南エリアに集中しており、
街を歩けばそこらじゅうにピンクチラシが落ちている。
また、キスバンと呼ばれる、個室で客とホステスが1対1になり、キスまではOKというサービスがあるが、
このキスバンを装って売春するケースも増えている。こちらは女子大生など若い女性が小遣い稼ぎで
働いていることが多い。
韓国政府の女性家族部がソウル大女性研究所に依頼して調査・作成させた『2010年性売買実態調査』の
内容には驚く。
結果は非公開だったが、それを入手した『ハンギョレ21』が2011年11月にスクープした。それによれば、
売春産業の規模は最大8.71兆ウォン(約6300億円)と報告され、韓国GDPの約5%を占めている。また、
同調査では、年間売春件数が4605万件、売春従事者は14万2000人余であることを明らかにしている。
2010年11月にはハンナラ党最高委員を務めたホ・テヨル議員が、「観光事業を育成するため『フリーセックス』、
『カジノフリー』のタブーのない特区を作らなければならない」と、闇の売春産業を認めて公然化する
主張をしたため問題となった。この時代に売春を観光の起爆剤にしようという発想が出てくるほど、
韓国は売春大国なのだ。
http://www.news-postseven.com/archives/20121121_155284.html