オリンパスの子会社で、一連の損失隠し問題にからむ「オリンパスビジュアルコミュニケーションズ」(東京都千代田区)が
このほど東京地裁から特別清算開始決定を受けたことが6日、わかった。信用調査会社の東京商工リサーチによると、
負債総額は9億800万円。
同社は公式サイトに5日付文書として「弊社解散のお知らせ」を掲載した。この説明によると、平成24年9月28日開催の
株主総会の決議により、平成22年9月28日を効力発生日として解散したとしている。東京商工リサーチによると、
東京地裁から特別清算開始決定を受けたのは10月25日付。
同社は一連の損失隠しにからむオリンパスのグループ会社のひとつで、平成19年にグループ企業として買収した。
赤字決算が続いており、行っていた事業は8月1日付でグループのオリンパスメモリーワークスに譲渡している。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121106/biz12110611010005-n1.htm 依頼163