アニメ監督の世代分布が明らかに

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若手が育っていないと言われるアニメーターだが、そもそもその年代分布はどのようになっているのか。
統計データが存在しないので、次図のようにアニメ作画に関するまとめサイト「作画@wiki」を始めとした情報を参考に、
生年が分かる現役アニメーター(2010年度までの作品履歴がある)の年代分布をまとめた。
http://image.itmedia.co.jp/makoto/articles/1211/06/l_ah_masuda1.jpg
気を付けなければいけないのは、学校を卒業したばかりの動画マンや、原画に移行しているものの、
クレジット頻度が少ないためにデータが公開されていない若いアニメーターがたくさんいること。
この表では、生年が知られている(=社会的に認知度がある)アニメーターに限って取り上げているので、
キーとなる人材の年代分布となっていることを了解していただきたい。

表を見ると一目瞭然だが、1959年を境に急激に人材が増えている。
これは、1963年からアニメ番組の放映が始まったことの影響によるものだろう。
1960年前後生まれの子どもたちが小学生になるころには、日本初の30分テレビシリーズ『鉄腕アトム』の成功を受け、
第一次アニメブームが巻き起こっていたため、大いに感化されただろうことは想像に難くない。

アニメーターと同じく、監督でも1960年生まれ前後から多く人材が輩出されている。
http://image.itmedia.co.jp/makoto/articles/1211/06/l_ah_masuda2.jpg

最も年配は1935年生まれで新作に取り組んでいる高畑勲氏で、最も若いのは1985年生まれでプリキュア劇場版の監督を務めた松本理恵氏で、
こちらも定年のない職制であるので50歳ほどの開きがある。

さて、「若手人材は育っているのではないか?」という問題だが、これらの表を見る限り、20代は知名度の問題で少なくなっているが、
海外への発注が本格化した1990年代以降に育った30〜40代が一定数いることを見ると、比較的順調に人材は輩出されているように思える。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1211/06/news014_2.html

アニメ演出家生年表
http://www19.atwiki.jp/enshutsu/pages/78.html
アニメーター生年表
http://www18.atwiki.jp/sakuga/pages/31.html
2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/11/06(火) 13:27:20.44 ID:Fngjag8W0
アニメーター育成。ある一定のレベルにはできるらしいけど飛び抜けたレベルの奴は最近皆無らしいなって鈴木と押井が対談でいってたな。
3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/11/06(火) 13:29:08.69 ID:OUYf9pkp0
けいおんの監督は何歳?
4番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/11/06(火) 13:34:54.31 ID:7q9zr7Fn0
アニメでないと出来ないことが減ってるからなあ
結局萌えアニメやらされるんなら最初から映画やりたいだろうし
もともとメインストリームじゃないけど、老人zとか東京ゴッドファーザーズとかああいう路線が復権してほしい
5番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
CGにコスト面でも追い上げられていく手描きアニメに先は無い
手描きアニメ感覚の染みついた演出家もお払い箱になる