アップル株600ドル割れ 地図誤表示などで売り
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN0100S_R01C12A1000000/ 米アップルの株価に異変が起きている。、9月に一時700ドル台を付けた株価がこの1カ月余で急落。
10月31日の終値は7月末以来の600ドル割れとなった。
最新OS(基本ソフト)「iOS6」の地図誤表示やタブレット(多機能携帯端末)
「iPad mini(アイパッドミニ)」の価格、有力幹部の退任人事などで、
投資家がアップルの将来に懸念を深めていることが背景にある。
急落原因の1つは、スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」などに搭載した
「iOS6」の地図で表示ミスが多発したこと。
アップルはティム・クックCEO(最高経営責任者)が謝罪し、
グーグルなど競合他社の地図を使うようにユーザーに呼びかけた。
製品面でも懸念が強まっている。
グーグルやアマゾン・ドット・コムが7型のタブレット市場で急激に販売を拡大していることに対応。
アップルは11月2日に7.9型の小型iPadを発売するが、競合機よりも価格が高く、
苦戦を予想する声も出ている。目標株価を引き下げる証券アナリストも現れた。
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