国内ユニクロ不振
ファーストリテイリングは6日、2012年8月期の通期連結業績見通しを下方修正すると発表した。
売上高は9415億円から9295億円に、最終利益は815億円から790億円に減額した。
主軸の国内ユニクロ事業が気温に合った商品展開ができず販売が苦戦しているため。
同日発表した5月までの第3四半期累積連結決算は、
売上高が前年同期比14・0%増の7435億円、営業利益が14・1%増の1193億円、
最終利益は35・8%増の725億円と大幅な増収増益だった。
だが、これはアジアに積極出店している海外ユニクロ事業が売上高で66・4%増の1225億円と押し上げたためで、
国内ユニクロ事業の第3四半期累計業績は売上高で4・4%増の5032億円、
営業利益は1・8%増の927億円にとどまった。
国内ユニクロ事業ではこのうち、3−5月は早期に展開を始めた夏物衣料が気温が伸び悩んだことで動きが鈍く、
同期の売上高は予想を100億円、営業利益では30億円下回る結果になった。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120706/biz12070617020012-n1.htm