100人に換算すると9人! 全世界のニート人口6億人以上!

このエントリーをはてなブックマークに追加
1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012102002000092.html
ニート。仕事もせず、教育も職業訓練も、受けていない若者らのことだ。数年前に
流行語になったが、今は『現代用語の基礎知識』にも載っていない。そのニートが
世界で六億人以上もいるという

▼かつてのベストセラー『世界がもし100人の村だったら』にならえば、百人のうち
九人ほどがニートだ。村の将来はどうなるのか、心配な数字だ

▼世界銀行が先日、各国の労働実態をまとめた報告書を出した。失業中で職探しを
している人は、二億人。失業していて職探しをあきらめた人は、二十億人近く。
つまり百人のうち三十一人は仕事がない。一億人以上の子どもが危険な環境で
働かされ、二千百万人は強制労働の犠牲になっている

▼世界保健機関(WHO)が出したデータにも驚かされた。世界で、少なくとも
三億五千万人が、うつ病の患者とみられるという。百人のうち五人がうつに苦しんでいる。
世界で毎年百万人近い人が自殺し、その半数以上が、うつ病患者だともいう

▼『世界がもし…』には、こんなことも書かれている。百人のうち二十人は栄養が十分
でなく、一人は死にそうなほどだ。なのに、十五人は太りすぎ。村で大学に行けるのは
一人だけで、十四人は字が読めない

▼矛盾に満ちた世界村の百人のうち、日本人は一・八人にすぎない。
しかし、なすべきこと、できることは、たくさんあるはずだ。