肛門に入れた性具取り出せず 5日間苦しむ=中国上海
2012年10月18日
【新華網発】 中国上海市の中山医院内視鏡センターに12日、30代の男性が駆け込んだ顔は苦痛にゆがみ、体は衰弱、腹部は張っていた。
男性は男性器の形をした性具を肛門から入れたものの取り出せなくなり、腸閉塞を起こしていた。
医師がフックやピンセット、血管鉗子を使って引っ張り出そうとしたが出てこない。男性は仕方なく帰宅し、翌日再び病院を訪れた。
男性はすでにあちこちの病院にかかり、「開腹手術をしなければ取り出せない」と告げられているという。
腸閉塞はもう5日にわたっており、取り出せなければ、腸の壊死が起こる恐れがある。中山病院の専門家は、肛門の拡張を行い、
それでも取り出さなかったら開腹手術を施すことを決めた。
医師は男性に全身麻酔を施し、肛門を拡張。潤滑油も使って大きな鉗子で格闘すること1時間。ついに入っていた性具が排泄物とともに出てきた。
長さ23センチ、太い部分は8センチもある代物だった。
人の直腸は12〜15センチで、上部はS状結腸だ。太く長く、柔らかい性具が直腸に入ってから曲がり、S状結腸を塞いだ。
体内外の気圧差によって体内に押さえ込まれ、取り出すことが難しかったという。
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/315553/