サムスン電子、労災隠し疑惑...労災料率の減額で300億の利益
サムスン電子が2年連続の労災料率減額で、約300億ウォンの利益を得ているこ とが明らかになった。また、労災不承認率も一般の事業場より30%以上高い78.1%に達することが明らかになった。
国会環境労働委員会所属韓貞愛(ハン・ジョンエ)民主統合党議員は、サムスン電子が電子製品製造業の一般労災料率の7%より48%低い3.64%を適用されてきたと明らかにした。
2011年から2012年8月までの労災料率減額適用で得た利益は、約300億ウォンに達する。
韓議員は「サムスン半導体で働いた多くの労働者が血液ガンなどで命を失った り苦しんでいる状況で、
むしろサムスン電子は労災料率を減額され、とても少ない労災保険金を払っているのは、国民には納得できない」と指摘した。
続いて「サムスン電子は、事業主として労災を申請する労働者を助けなければならないのに、
むしろ労災料率を低くするために労災を隠したり労災承認率を下げようとするのはグローバル企業としての姿勢ではない」と批判した。
そればかりか、サムスン電子の業務上疾病の労災不承認率も一般事業場より非常に高いことが明らかになった。
一般事業場の疾病労災申請の不承認率は2011年に45.9%、2012年6月は44.3%だ。
だがサムスン電子は2011年〜2012年6月までに78.1%もの労災不承認率を記録し た。
該当期間に32件の疾病労災申請があったが、25件が労災不承認となり、 労災で承認されたのは7件だけだ
韓議員は「労災承認の過程で三星電子側の妨害があったのではないか疑われる状況」とし
「サムスン電子は企業次元で労災を隠し、労災患者を別途に支援するのではなく、労災を認めて作業環境を改善し、労災保険の中で被害者が保護され治療できるように努力しなければならない」と説明した。
一方、今年だけでも4人のサムスン半導体、サムスンLCD労働者が卵巣ガン、乳ガン、脳腫瘍、重症再生不良性貧血などで死亡した。
また、『半導体労働者の健康と人権守備パノルリム(パノルリム)』によれば、サムスン半導体協力業者に所属する女性労働者4人も追加で乳ガンが発生し、1人は肺ガンで死亡したという。
原文(チャムセサン)
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2012/1350343807893Staff 依頼スレ198