元交際相手の女性の手首を電気コードで縛るなどして市川市のマンションの部屋に10日あまりにわたって監禁していたとして、36歳の無職の男が逮捕されました。男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、市川市末広の無職、五十嵐高広容疑者(36)です。
警察によりますと、五十嵐容疑者は、今月1日から12日未明まで32歳の女性を「逃げたら殺す」などと脅し、電気コードで手首を縛るなどして自宅のマンションの部屋に監禁した疑いが持たれています。
女性は、五十嵐容疑者の留守中に逃げ出し、近くのコンビニから警察に通報したということです。
部屋には、女性の2歳と3歳の息子2人も一緒にいたということですが、けがはありませんでした。
女性は、五十嵐容疑者と以前、同居していましたが、ことし8月に別居したあと、「五十嵐容疑者からつきまとわれている。同居中には暴行も受けていた」と女性の住まいに近い警視庁の葛西警察署に相談していたということです。
葛西警察署は五十嵐容疑者に女性に連絡しないよう警告していたほか、千葉県警でも女性から暴行の被害について話を聞こうとしましたが、連絡がつかなかったということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
調べに対し、五十嵐容疑者は「一緒に暮らしていただけだ」などと容疑を否認しているということです。
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2人は飲食店の元同僚で、昨年11月ごろから交際していたが今年7月に別れていた。交際をやめたが、8月ごろに五十嵐容疑者から女性に対し、頻繁なメールや親族への電話などのストーカー行為があったという。
相談を受けた警視庁葛西署は五十嵐容疑者に警告するとともに行徳署にも連絡。ストーカー行為は一旦収まったが、今月1日に女性を自宅へ連れて行ったという。
://sankei.jp.msn.com/region/news/121012/chb12101219480004-n1.htm