投資家から金を集めてトンズラした慶大生らに６０００万円支払い命令

慶大生らに６０００万円支払い命令

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　慶応義塾大学の男子学生（２２）が投資家から資金を集めたまま返済しないとして訴えられている裁判で、東京地裁は２４日、学生らに請求通り約６０００万円の支払いを命じた。

　この問題は、学生が設立した会社が「株価を自動で監視し、損を出さずに取引できるシステムを開発した」とうたって投資家から金を集めたまま学生と連絡が取れなくなったもので、投資家ら４人が出資した金を返すよう提訴していた。

　東京地裁は判決で「被告側は一度も裁判に出席しなかった。原告らの証拠は全て認めることができる」として、学生と会社に請求通り約６０００万円の支払いを命じた。

　投資家の弁護士によると、学生は現在も海外にいるとみられ、連絡が取れない状態が続いているという。(09/24 16:54)


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