米領事館襲撃で50人逮捕、リビア議長「外国人が計画」
【9月17日 AFP】リビア国民議会のモハメド・マガリエフ(Mohammed al-Megaryef)議長は16日、米CBSテレビのインタビューで、同国東部ベンガジ(Benghazi)の米領事館が襲撃され米大使ら4人が死亡した事件の容疑者50人を逮捕したと語った。
また、マガリエフ議長は、マリとアルジェリアからリビア入りした数人の外国人過激派が地元の「協力者や賛同者」たちと襲撃の事前準備をしたと語り、「数か月前にリビア入りした外国人らが計画を立てたことは間違いない」と述べた。
同議長は、CBSテレビの報道番組「フェイス・ザ・ネーション(Face the Nation)」のインタビューに応じた。
一方、米国のスーザン・ライス(Susan Rice)国連大使は、映画をめぐる「自然発生的な」抗議行動から事件が起きたと述べ、事前計画を示す証拠はなかったとの見解を示している。
J・クリストファー・スティーブンス(J. Christopher Stevens)駐リビア米大使は、炎上する建物の中に閉じ込められ、煙を吸って死亡したと考えられている。
ベンガジの米領事館は、数時間にわたってロケット弾や迫撃砲、銃器などによる攻撃を受けた。(c)AFP/Imed Lamloum
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2901333/9521572