http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20120913/frn1209131538002-n1.htm 来月にも開かれる第18回中国共産党大会で、最高指導者就任が内定して
いる習近平国家副主席(59)の消息が今月1日以降明らかになっていない。
「背中のケガ」「心筋梗塞(こうそく)」などさまざまな観測が飛び交うが、
真相は不明だ。
12日の英紙デーリー・テレグラフは匿名の消息筋が、「習氏が心筋梗塞
を患っていると示唆した」と報じた。米紙も消息筋の話として「命に別条は
ない軽い心筋梗塞」と伝えている。
習氏をめぐっては、香港紙が「日課の水泳中に背中を痛めた」「北京の
病院に入院した」と報じたほか、「かかとを骨折してギプスをしている」と
の情報や、交通事故に遭ったとの噂も出回っている。
党機関紙、人民日報によると、習氏は1日に共産党の幹部養成機関、
中央党校で演説したが、その後、消息は途絶え、北京で行う予定だった
5日のクリントン氏とシンガポールのリー・シェンロン首相、10日の
デンマークのトーニングシュミット首相との会談はいずれもキャンセル
された。
中国では国家指導者の健康問題は完全にタブーで、中国メディアも
沈黙を続けている。外務省のウェブサイトは習氏にかかわる記者会見
でのやりとりを掲載していない。