機動戦士ガンダムAGE 第47話「青い星 散りゆく命」

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【ユノア・アスノ小説版】第4巻より
「さて、父さんはどうするのかしらね…。アスノ家の血がどうとか言うのに、私をガンダムに乗せるなんて事は全く考えない、あの男権主義者は」

両親への印象は最悪に近くなっており、完全に修復不可能。
フリットが立ち上げた政策のせいで、ヴェイガンとは無関係な一般人まで数え切れないほど処刑されたのをキッカケに、内心ほぼ絶交状態となった。
アスノの血筋に拘る割に自分をガンダムには乗せず、子供(キオ)を殺人の道具にし、
そして兄ばかり異常に依怙贔屓してきたフリットに半端無い嫌悪感を抱いており、彼を盲目的に恭順するだけのエミリーも腰巾着として忌み嫌っている。

ユノアから見たフリットは「差別意識と父権主義とエリート主義を擬人化したような男」。
フリットが死ぬ時は臨終の間際にどれだけの人間がアスノ家のせいで不幸になったかを朗読してやろうと決意している。

アセムとだけは良好な関係を築いていた。
というか、心理描写で“恋い焦がれていた”や会えなかった日数を克明に記憶していたりと、実兄に対してかなりアブない想いを抱いていたことが垣間見える。
キオを可愛がり『良い叔母』を演じているのもアセムの面影があるから。
人知れず葉巻を吸う喫煙者になっており、その煙は「アスノ家に殺された人達の怨念」として捉えている。
それでも『アスノ』姓を捨てないのは「兄と同じだから」であり、その他にもアスノの知名度は「ボランティア基金を集めやすい」為。

MIAとなったアセムが宇宙海賊に転向した後も密かに連絡を取り合い、その生存を知っていた。
ビシディアンがディーヴァの座標を特定できたのも、実は彼女が内通していたからである。