コンビニチェーン最大手の「セブンーイレブン・ジャパン」は、大都市を中心にコンビニの出店場所が少なくなっていることから、来年度、
これまで店舗がなかった四国に初めて進出する方針を固め、地方の市場をめぐる出店競争が一段と激しくなりそうです。
関係者によりますと「セブンーイレブン・ジャパン」は、来年度、愛媛県などに新たな店を設けて、四国に初めて進出する方針を固めました。
6年後をめどに四国4県に合わせて520店の出店を目指す方針で、
進出にあたっては愛媛県四国中央市に商品の配送センターなどを整備することを検討しています。
四国には「ローソン」や「ファミリーマート」など大手各社がすでに進出していますが、
「セブンーイレブン」は市場の規模が大きくないことなどから、他の地域への出店を優先させていました。
しかし、総菜や野菜などスーパーに近い品ぞろえの強化を進めた結果、地方の店舗でも高齢者などにも客層が広がり売り上げが伸びていることから、
今回、四国への進出を決めたものです。
コンビニエンスストアは各チェーンが大都市を中心に出店競争を繰り広げ、飽和状態に近づいていると言われており、
残された地方の市場でも出店競争が一段と激しくなりそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/t10014888361000.html