知的障害がある女子中学生(15)に繰り返し性的暴行を加えたとして、
慶尚南道固城署は先月31日、無職の男(64)とタクシー運転手の男(42)を逮捕した。
調べによると、無職の男は今年6月から1カ月にわたり、被害者をカラオケボックスなどに誘い、6回にわたり性的暴行を加え、
タクシー運転手の男はタクシー車内で2回にわたり、被害者を性的に暴行した疑い。
容疑者らはバスを待っていた被害者に「乗せてあげる」「いいところに行こう」などと声をかけ、性的暴行に及んだとされる。
容疑者らは性的暴行後、被害者に1万−2万ウォン(約690−1380円)を手渡していた。
容疑者らはバス停留所とタクシースタンドを兼ねた固城郡内の簡易停留所で被害者と知り合い、
被害者に知的障害があることを知り、犯行に及んでいた。
このうち、無職の男は米国の永住権を持っているが、
事業の失敗と健康上の理由で約1年前から、親戚がいる固城郡に1人で移り住んでいた。
警察によると、無職の男は被害者と5−6回会い、服を脱がせるなどいたずらしたことは認めているが、
性的暴行はしていないと主張している。
タクシー運転手の男は、被害者はよく見かける顔見知りで、2回ほど被害者と会い、
小遣いを与えたことはあるが、性的暴行の事実はないと否認している。
被害者は会社員の父親と2人で暮らしており、3歳のときに交通事故で脳が損傷し、知的障害が生じたという。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/01/2012090100583.html