一般的には『ファイナルファンタジー』の参入が大成功への決定打とされているが、それは「このハードで作りたいと思わせた」(赤川氏)
ことの結果にすぎない。
丸山氏は「後には引けなかった」、
「何が何でもやんなきゃいけないんだという、たったそれだけの話だもんね、俺の立場は」と振り返った。
「めざせ100万台」というキャッチコピーがあったように、製造に必要な半導体を100万台分発注してしまっていたため、とにかく成功させなければいけなかったのだ。
なお、プレイステーションのさらなる背景については、赤川氏による小社刊「証言。『革命』はこうして始まった プレイステーション革命とゲームの革命児たち」に詳しいので、
そちらもご参照いただければ幸いだ。
http://www.famitsu.com/news/201209/01020542.html