ネズミ駆除剤混入米、購入者103人に JA石川が謝罪
石川県でネズミ駆除などに使われる「ワルファリン」が混入した精米が販売された問題で、全国農業協同組合連合会(JA全農)
同県本部は30日、判明した購入者が29人増え103人に達したと発表した。今後増える可能性があり、県本部は「誠に申し訳ない」と謝罪した。
県本部によると、生産元が違う精米とまぜて販売しており、全員に薬剤入りの精米が渡ったかは不明で、健康被害も確認されていない。
問題のコメは、羽咋市の農家が昨年生産した「ほほほの穂」。県内2社、県外1社の卸業者にも売られ、県本部が流通先を調査中。県外の
卸業者について「中京圏の業者だが、県名は差し控えたい」としている。
県本部が玄米の状態で保管する在庫からもワルファリンが見つかった。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3004D_Q2A830C1000000/