IPPNW世界大会:声明に「脱原発」盛らず閉幕 広島
毎日新聞 2012年08月26日 22時28分
広島市で開かれた「核戦争防止国際医師会議(IPPNW)」第20回世界大会は
26日、大会声明「ヒロシマ平和アピール」を発表して閉幕した。
この日は、東京電力福島第1原発事故や原子力エネルギーの是非をテーマに
全体会議を開いた。原発や放射線の健康リスクの評価を巡って賛否両論が出た。
大会声明の中で、福島の事故について「悲劇を忘れてはならない」と言及したが、
「脱原発」に踏み込んだ表現は盛り込まなかった。
大会には3日間で延べ45カ国約1600人の医師らが参加した。
http://mainichi.jp/select/news/20120827k0000m040076000c.html