鴨川に謎の白い泡状浮遊物 ぬるぬるして臭いはなく、魚や昆虫が死んでいる様子もない 京都

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鴨川に謎の白い泡状浮遊物 府など原因調査へ

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鴨川を流れ、よどみに溜まる白い泡状の浮遊物(25日午後4時すぎ、京都市東山区・鴨川の団栗橋付近)

 京都市中心部を流れる鴨川や白川などで、白い泡状の浮遊物が水面に広がっており、鴨川を管理する京都府が
25日確認した。付近の住民によると、今月20日ごろから始まった現象で、鴨川ではアユの網漁の時季と重なり、
愛好者らは「気持ち悪くて川に入れない」と困惑している。府は26日から市とともに原因を調べ、対策を考える。

 泡は、左京区の琵琶湖疏水記念館前の地下水路から排出され、その後、白川を経て四条大橋の上流から鴨川に
流れ込んでいる。直径数センチの固まりになって流れに点々と浮かび、触ると少しぬるぬるした感触がする。
臭いはなく、魚や昆虫が死んでいる様子もない。

 鴨川の団栗橋付近では、よどみで泡がたまり、クリームを川にたらしたようになっている。周辺はアユがよくとれる
ポイントといい、アユ漁の愛好者がもぐったりできず困っているという。

 賀茂川漁協組合員の市川実さん(71)=中京区=は「1週間ほど前から泡が出始めたようだ。こんなことは初めてで、
原因も分からず何とかしてほしい」と話している。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20120825000136