「韓国と在日同胞企業の架け橋になる」
「現在、在日同胞は3世と4世が全体の98%を占める。彼らが日本市場だけにとどまらず、
世界に進出するための踏み台となることが、われわれ世代の役割であり義務だ」
21日に来韓した在日韓国商工会議所の朴忠弘(パク・チュンホン)会長=70=は
「韓国が経済大国になれたのは、グローバル化にうまく対応できたからだ。しかし、在日同胞の商工関係者たちはこのような環境に適応できていない」
「在日同胞は保守的なため、海外進出や新しいビジネスにうまく対応できない。今からでも在日商工関係者の国際化に向けて努力したい」と語る。
朴会長をはじめとする在日韓国商工会議所の会長団は、大韓商工会議所とさまざまな協力関係について話し合うため韓国を訪問した。
在日韓国商工会議所は日本国内の韓国人商工関係者を代表する団体で、
中小企業経営者や個人事業者など1万人の会員を擁している。
創設から今年で50周年を迎えた同団体は、これまでは在日本大韓民国民団(民団)所属の商工関係者グループのような性格だったが、
今年4月に日本政府の認可を受けて社団法人となった。
朴会長は「(今後は)社団法人として日本の中央政府や地方自治体、政界などに対して政策提言を行い、
在日商工関係者が不利益を被ることなく、また自分たちの権利を取り戻すための活動に本格的に取り組みたい」と述べた。
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