(転載)
ブカレスト市内の中堅新聞社「cotidianul.ro」に書かれていた事件概要を翻訳
(訳者・東欧近現代史専攻。拙い翻訳力ですが事件に興味を持ち翻訳してみました。)
このブカレストで、痛ましく、悲しい事件が起きました。
日本人の女学生、ユリカ・マスモ(20)がブカレスト市内の林道沿いで、レイプ、殺害されました。
犯人は、ニコラエ・シェルニスク(33)、この男はタクシー運転手である。
この女学生はクライオヴァ市で学業親善研修に参加する目的でルーマニアに訪れました。
彼女は一人でオトぺヌィ空港を訪れた。
その後、犯人のタクシー運転手に道を声をかけられた。
彼女は、タクシーに乗り込み、目的地とは別の方角へ向かった。
しかし彼女はその事には気が付いてはいなかった。
ブカレストから西へ45km、マリーヴァの森林地帯に車は泊まった。
彼女はその現場で、犯人にレイプされた。
ブカレスト科学司法院による鑑識によると、
彼女は両手を縄で縛られ、生きたままナイフで皮膚を切られた痕跡があった。
全身に複数の殴打痕が見つかり、激しく争ったと推測される。
彼女の膣内からは犯人の精液が検出された。
犯人は彼女を生きたまま乱暴にレイプし、最後に腹部、そして胸部にナイフを複数回突き刺した。
彼女の遺体は林道から120m程の森の中に遺棄された。
cotidianul社記者の取材に対し、司法省のトニ・ヴァリセッチ長官は、
「この痛ましい事件はルーマニアの現在の悪い治安情勢を如実に表すものであり、
市警察及び司法省は全力で犯罪の防止、治安の回復に務める」とのコメントをした。
ソース
http://www.cotidianul.ro/