【中国】会社のイメージアップのために白人男性を雇って窓際に座らせるビジネスが流行中
http://irorio.jp/asteroid-b-612/20120822/24812/ 中国では、会社のイメージをアップさせるためだけに白人男性を雇うビジネスが流行しているらしい。
「ホワイト・ガイ・ウィンドウ・ドレッシング」と呼ばれるこのビジネス。
雇われた白人男性は、周りからよく見える窓際の席にただ座っているだけで給料がもらえ、
時には社長のフリをして民衆の前でスピーチをするだけで2万5000円もらえるという単発の仕事もあるという。
『Think Like the Chinese』の著者Zhang Haihua氏によると、中国人にとって欧米は成功の象徴であり、
会社が白人の従業員を雇えるほど成功しているという印象を周りに与えるためだけに彼らを雇い、
来社したクライアントの目につきやすい窓際に座らせるのだという。
ちなみに、こういった仕事を引き受けるのは主に俳優やモデルの卵、もしくは英語教師として中国に来た欧米人で、
雇われる条件は“白人”というほかに“スーツが似合う”、“中国語が話せない”などだそうだ。
いかにも中国らしい奇妙なビジネスのやり方だが、中には危険を伴うものも。
過去に中国のある会社の重役を演じたアメリカ人男性は、1回で約10万円という報酬を得たが、その後突然警察が家に来て危く逮捕される寸前までなったとか。
理由は、雇われた会社がクライアントの金を横領したため、その責任を負わされそうになったからだという。