★☆★ スレ立て依頼所[120820] ★☆★

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栃木大地震の思い出

栃木県は比較的、地震災害が少ない。東海地震をはじめとした海溝型巨大地震の震源から距離がある上、直下型地震を引き起こす活断層や、平野部の軟弱地盤があまりないのが理由とみられる。
だが、気になるのは県内唯一のはっきりした活断層で、県を南北に縦断する関谷断層の存在だ。

 関谷断層は那須岳北西の福島県境に始まり、那須塩原市、矢板市を経て塩谷町北東部までの約38キロ。断層面が千年に約1メートルずれるA級の活断層だ。東西の地殻がぶつかり合い、東側地殻が西側地殻の下へと深くもぐり込んでいる。

 このため、関谷断層の断層面が急激に滑ることによって地震が発生すると、跳ね上がるような格好になる断層の西側部分に大きな被害が生じる。逆に、あまり動かない東側部分には、それほどの被害はない。

 江戸時代初期から現在までの約400年間で、関谷断層を震源とする地震は2度、記録されている。万治(まんじ)2(1659)年2月30日の会津・下野(しもつけ)地震と、天和(てんな)3(1683)年9月1日の下野地震だ。

 このうち、会津・下野地震では断層西側の震度が6強に達したとみられる。断層に近い塩原温泉は「人家おおむね崩壊して、人畜の死傷も少なからず」と記録されるほどの被害で、ほぼ壊滅。
塩原と会津を結ぶ南山街道の山王峠では、何カ所も崖崩れが起きた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120820/dst12082008080002-n1.htm