ハゲ「ぼくのおしりはぷりぷりで粉ミルクのいい匂いなんだよ?」
壁に向かって話しかけるヨシキ。もちろん返事はない。
実際のところヨシキの臀部は不摂生がたたり、脂肪でだらしなくたれ下がっていた。
もちろん粉ミルクの香りなどするはずもなく、かさかさに乾いた皮脂が
粉を吹き、腐った牛乳さながらの悪臭を放つ有様である。
何を考え、壁に向かい、己にすら嘘をつくのか?
常人には到底想像も及ばない。おそらくはそうする事で、現実から逃れる事を
良しとし、あまつさえそれを真実であるかのような脳内夢に陶酔しているのかも知れない。
そんな歪曲した快楽に酔い痴れるヨシキが次にとった行動。これも常軌を逸っするものであった。
いつ変えたかも憶えていない、己の分泌物が多量に染み込んだブリーフを徐に脱ぎ、あろう事か
それを仮面のように被ったのだ!!
本来は足が通る二つの穴からヨシキの濁った目が覗く。
尻を覆う箇所は口と鼻の中間あたりに位置していた。
ハゲ「粉ミルクのいい匂いがするよぅ・・・・。ぼくのおしりはえっちな匂いでたまらなぁい!!」
不潔な下着の悪臭を嗅ぎながら、己の勃起時3cmのペニスを扱くヨシキ。
たちまち部屋の中は悪臭で満たされた。
ハゲ「粉ミルクっ!!こなミルクっ!!こなみ・・・・・おちんぽみるくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
ヨシキは果てた。先の脳内夢の快感に加えられる形で追撃される射精の快感。
全身を駆け巡るエクスタシィの乗算。それに耐えきれなくなったヨシキは、しばしの間、気を失うのであった。
掃き溜めとも呼べる汚れた己の巣において、楽園の扉を開ける幻想にふけるヨシキ。
現実世界を脱却し、ヨシキは今日も偽りのネヴァーランドに旅立って行った。