アッ プルが無線関連の特許を侵害しまくっているらしい
米Appleと韓国Samsung Electronicsとの間で交わされている注目の特許訴訟は審理開始から3週目に入り、Samsungによる反撃が始まっている。
8月14日には、Samsung側の証人が証言台に立ち、「AppleのiPhoneとiPadはSamsungの3件の特許を侵害している」と主張した。
電気工学を専門とする米ハーバード大学のウッドワード・ヤン教授は法廷で、
「Appleの製品には、Samsungが特許を取得しているモバイル端末向けの機能がいくつか採用されている。写真を電子メールで送信する機能もその1つだ」と証言した。
審理ではこれまで、Apple側の証人により、「SamsungのスマートフォンやタブレットはAppleの特許を侵害している」との証言が繰り返されてきた。
ヤン氏はSamsungが反撃のために招いた最初の証人の1人だ。
AppleとSamsungは目下、特許訴訟で接戦を展開中だ。一連の訴訟は世界のスマートフォン市場の半分以上を支配する
2つの競合企業間の「業界トップの座」をめぐる熾烈な戦いを反映するものでもある。
Appleは「SamsungがiPadおよびiPhoneの設計と一部の機能を模倣した」と主張し、損害賠償と販売差し止めを求めている。
一方、米国市場でのシェア拡大を目指すSamsungは「Appleは無線技術などSamsungのいくつかの特許を侵害した」と主張している。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1208/17/news075.html