[ニューデリー 10日 ロイター] ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)はインドの自動車合弁事業の未保有株式約3%を
提携先のウシャ・インターナショナルから総額18億ルピー(3250万ドル)で取得し、16年以上にわたって続いた合弁を解消し
た。
ウシャが10日、明らかにした。
声明によると、ウシャは保有していた合弁会社の株式3.16%(1800万株)を1株当たり100ルピーで全てホンダに売却した。
ウシャとホンダは、ホンダがディーゼルエンジン生産への多額の投資を提案したことをきっかけに、提携解消に向けてウシャが
保有する合弁会社株の価値をめぐり交渉を行ってきた。
ホンダはインドの二輪車事業でも、26年にわたり続いたヒーロー・グループとの合弁を解消しており、同国において主体的に事
業を進められる体制を整えた。
インドでは、外資系メーカーが現地企業との提携を解消し、全額出資のインド子会社に多額の資金を投じる動きが強まっている。
http://jp.reuters.com/article/JPauto/idJPTJE87900S20120810