松江発のコンピュータープログラミング言語「Ruby(ルビー)」開発者で松江市在住のまつもとゆきひろさんら全国各地のRuby関係者が
1、2の両日、東日本大震災で被災した岩手県大槌町に集まり、Rubyを核にした復興への挑戦が始まった。
きっかけは、津波で消失した町のホームページ(HP)の復活に取り組んだ「Rubyist(ルビースト)」たちの縁。
遠く離れた松江と大槌がRubyでつながり、復興への希望が膨らんだ。(本社報道部・田中輝美)
「仮想世界をつくるプログラミングは、現実世界をも変える力もある」。
2日、大槌町で開かれた、地元の中高生対象のRubyプログラミング教室。
「プログラミングの魔法」と題したまつもと氏の熱い語りを間近で聞いた大槌高2年、芳賀拓真さん(17)は「自分にもできるし、やりたいと思った」と目を輝かせた。
まつもとさんと大槌町は、津波で消滅した町HPの再構築作業からつながった。
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