元オウム信者、改造銃所持容疑で逮捕 過去に教団に銃譲渡も 大阪府警
モデルガンを改造した拳銃や実弾を所持したとして、大阪府警捜査4課は27日、銃刀法違反(加重所持)容疑などで、大阪市東淀川区東中島の無職、秦野信一容疑者(62)を逮捕、送検したと発表した。
府警などによると、秦野容疑者はオウム真理教の元信者で、平成6年に教団元幹部の井上嘉浩死刑囚(42)に改造銃を譲り渡したとして、銃刀法違反罪などで有罪判決を受けている。
秦野容疑者は、拳銃や実弾について「自分で作った」と供述。自宅から、改造用とみられるモデルガン約10丁や工具などが見つかった。
府警は、秦野容疑者が、ほかにも改造銃を製造し、何者かに譲渡していた可能性もあるとみて調べている。
府警によると、秦野容疑者は、5年にオウム真理教に入信。当時もモデルガンの改造を手がけており、改造銃を教団側に渡していたという。現在は、教団との関わりは確認されていない。
逮捕、送検容疑は今年5〜6月、改造した回転式拳銃1丁と実弾9発などを自宅で所持したとしている。
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