Appleが現在開発を進めているといわれる次世代「Apple TV」だが,その特許の内容が公開された。「こちら」から
pdfファイルとして閲覧できる。
申請書によると,新世代のApple TVは従来のようなメディアプレイヤーとしての役割だけでなく,iPhoneなどのiO
Sデバイスを連動させ,端末をテレビやオーディオ機器,さらにはコンシューマ機向けユニバーサルコントローラー
としても利用できるようになるという。申請書には,PlayStation 3のものに似たコントローラが描かれているが,この
ような周辺機器も開発されるのだろうか。
また,Apple TVだけでなく,例えばカンファレンスで使うパワーポイントのファイルをiPhoneなどからプロジェクター
に送ったり,iPhoneでガレージの開閉やエアコンの調節をしたりなど,非常に守備範囲の広い申請内容になってい
る。もっとも,特許を申請したからといって必ずしも製品化されるわけではないのは,改めて言うまでもないだろう。
北米の情報サイト「Patently Apple」が掲載した記事によると,現在Appleはジェスチャーで操作ができる「5D Tec
hnology」という技術の開発にも乗り出しており,生活のさまざまな場面でApple製品が使われることを狙っているよ
うだ。ゲームハードを視野に入れているとされているApple TVだが,果たしてどのようなものになるのだろうか。
http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20120727064/