関電、クラゲで火力発電所停止 兵庫県、需給に影響なし
関西電力は27日、兵庫県赤穂市にある火力の赤穂発電所2号機(60万キロワット)で、海水の取水口付近にクラゲが大量発生したため、発電を止めたと発表した。復旧のめどは立っていないが、関電は電力需給に大きな影響はないとしている。
関電によると、クラゲの影響で火力発電を止めた事例は過去にあるが、電力需給が厳しい今夏に止めるのは初めて。
クラゲは27日午後1時半ごろから大量に発電所に押し寄せ、発電に必要な海水を十分に取り込めなくなった。このため一時は出力を18万キロワットまで抑制し、クラゲを取り除く作業を続けたが、処理が追い付かず午後2時31分に発電を停止した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012072701002055.html