五輪サッカー男子:スペイン撃破「史上最大の番狂わせ」
毎日新聞 2012年07月27日 11時13分(最終更新 07月27日 11時26分)
ロンドン五輪サッカー男子1次リーグで日本が優勝候補のスペインに勝利したことは「五輪サッカー史上、
最大の番狂わせの一つ」(AFP通信)などと世界各地に驚きを持って伝わった。
スペインのサッカーファンは、予想外の敗北に落胆するとともに、日本サッカーの実力を称賛した。
マドリードのスポーツバーでテレビ観戦したという会社員、セルジ・ガルセスさん(38)は毎日新聞の電話取材に
「単純に日本の方がモチベーションが高かった。日本は女子もW杯で優勝し、男子の代表チームも力をつけている。
なのにスペインは甘く見すぎた」と「油断」を敗因に挙げた。
飲食店経営のミゲル・コルドバさん(52)は、市内の自分の店で観戦。「レッドカードには納得できないが、
日本の方がプレーが速く、スペインの守備が弱かった。負けた瞬間はお客さんもみんながっかりしたよ」と語った。
元会社員のエンリケ・サンスさん(59)は「内容的にも日本の圧勝。日本のシュートの精度が高ければ、
もっと差がついていた」と悔しがった。
http://mainichi.jp/sports/news/20120727k0000e050150000c.html