県園芸研究センター
県農業総合研究所園芸研究センター(聖籠町)と県新発田地域振興局農業振興部(新発田市)は、本県特産のイチゴ「越後姫」のうどんこ病を予防する新技術を開発し、同市の農家で23日、実証試験を始めた。
同センターの試験場で確立した技術を一般農家に普及させ、うどんこ病に弱いとされる越後姫の収量アップを目指す。
うどんこ病は、植物が小麦粉を振り掛けたように白くなる病気で、光合成の阻害や食味の低下が起こる。新技術は、越後姫の苗を50度のお湯に3分間入れて消毒した後、冷水に1分間つけて常温に戻す。
苗はポットに植え替えて育てた後、ハウス内に植える。農薬の量や環境負荷を減らす効果が期待できるという。
新潟日報2012年7月24日
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