竹宮恵子を知らないオタク達　これも時代か

今なお新鮮「風と木の詩」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20120721-OYT8T01168.htm
京都精華大マンガ学部教授で漫画家の竹宮恵子さんに会った。１９７６年から連載が始まった「風と木の詩」は竹宮さんの代表作の一つで、私はファンの一人だ。

　２人の少年を通して愛や性、そして生きることの意味を描いた問題作だ。中でも少年同士の性表現は物議を醸した。
だが、少女たちは、そんな多感な成長期の少年たちの姿に、狂おしいほどに共感した。

　そのことが、この作品を今もなお、読み継がれる名作に高めているのだと思う。

　連載が始まった頃、社会は性表現に非寛容だった。男女の足が絡まる場面を描いただけで問題になった。
「ならば『男女』にしなければいい。単なる抜け道だった」と竹宮さんは語る。

　しかし、表現は軽薄にとどめなかった。痛々しく、読者の心までも引き裂くような場面を度々描いた。
大人による性的虐待も、真摯(しんし)に取り上げた。そして、少年たちの愛の帰結は当然のように、悲しい。

　「抜け道」とは言いながらも竹宮さん自身、この作品で表現したことが「性」からあえて目を背けてきた社会に一石を投じるであろうことは、承知の上での発表だったと話す。
「セックスや愛に夢を見すぎている少女たちがいて、私のリアリストの部分がペンを取らせた」と振り返る。

　１０代の頃から作品を発表し、あこがれの石ノ森章太郎さんの家にも出入りした。
本棚にずらりと並ぶ様々な分野の本の数々に自分の視野の狭さを思い知らされて、むさぼるように読みあさったという。

　そうした「知識欲」が竹宮さんの作品に深みを与えた。知識は作品として昇華するだけでなく、社会への問題提起につながっている。

　久しぶりに「風と木の詩」を手にしてみた。

　どうあがこうと、自分では解決できない現実に向き合う少年たちの姿。もう何回も読んできたはずなのに、手に汗を握った。
竹宮さんが物語を通して投げかけたメッセージは今なお新鮮で、読者の胸を締め付ける。

　名作の、名作たるゆえんを改めて痛感した。

ええな

toradora

超人ロックの人だろ

> 「ならば『男女』にしなければいい。単なる抜け道だった」
単にそういう事だったんか

宇宙へ…の人だろ 知ってるよ

これと萩尾望都の『トーマの心臓』は少女マンガの最高峰
他とはレベルが違いすぎる

エースをねらえだっけ

三択の女王

>>7
はい

キース・アニヤンかっちょよすぎ

萌え・ブヒアニメ好きなだけの奴らには
オタク以外の新しい名前をつけるべき

80年前後の少女漫画界の充実は異常だったな

ソルジャー・ブルー

今となっては超能力描写がギャグにしか見えない時代とともに古くなった作家か

主人公がベッドの柱に手足を縛られ、チンチンを愛撫された漫画としておぼえてまつw

この頃の少女漫画家たちの何が凄いかって、高校生時代に大体漫画を投稿し始めて、
そのどれもが文学的に高いレベルに有るところ

地球へ・・・は映画版が良い！

声優でなく俳優使ってるのは、
その後の宮崎アニメに影響与えたのだろうか？
コスプレでアフレコってのも、当時としては斬新

激情版のキースのラストのセリフが中の人のその後そのものになっちゃったね´・ω
テレビ版は見る価値ないな

24年組の代表作くらい読んでないとな
そこらへんが甘いニワカヲタが最近多くて困るわ

>>7
後の世代への影響力考えると
大島弓子のバナナブレッドのプディングのほうがはるかに上

>>12
賛成だ
デフォルメ少女ばかりの糞アニメ死ね

70年代80年代の遺物じゃねーか
寺へ…は聞いたことあるけどそれ以外知らん
淘汰してきたのはお前らだろ
たまに思い出しても「若いのはこんなのも知らんのか」なんて
嫌味言うためだけ使われてたら本人も不本意だろ

竹宮さんよりも大島さんが正直影が薄くなっちゃいそうだなあ
有名な長編が綿の国星だけで、短編もダリアの帯筆頭に名作ばかりとはいえそれほど知名度があるわけでもなし．．．
24年組の中で一番ファンタジーが描ける人なのに

どっちが上ということはないだろ
竹宮萩尾大島はどれもすごい

たまには山岸凉子のことも思い出してあげてください

テレビ版地球へよかったな
人間がSD体制に勝ったのがよかった。人間の可能性に肯定的なアニメはいい

>>12
すでに「イワシ」って名前ついてる
全然流行ってはないけど

風木のアニメ版の監督が安彦良和って知って驚いた

世界まるごとハウマッチ

>>26
俺が一番腑に落ちたのは山岸凉子だな
絵はそこそこだが、たぶん一番普遍的で理性的な漫画描くと思う

801板の「風と木の名無しさん」の元ネタ

母に気持ち悪いと全巻捨てられた

昭和24年組は少女漫画文化の至高
その後の吉本秋生なんかも好きだが

24年組は奇跡だわ
山岸さんはもう描かないのかな…

内の地方では「アニメ銀魂！」の後に「地球へ・・・」やってて銀さんとキースのキャラが違いすぎて笑えた
同じ声で何やっとんのじゃあ、と

>>34
吉田秋生じゃね？
ばななと混ざってる

山岸さんの簡素な絵は、怖さと艶めかしさがあって素晴らしいと思う一方で、
その繊細さ故に相当神経質というかヒステリックな部分が垣間見えるような気もする。
長編よりも鬼とか天人唐草とかあの辺の短編がやっぱり山岸さんの真骨頂なんだろうな

>>35
ダヴィンチ読め

吉本じゃばななですやん

>>37
ほんとだすまんｗ
バナナフィッシュが有名だが吉祥天女の妖しいのもいいんだよな

俺はなんだかんだで三原順が一番好きだわ
はみだしっ子の最終章でのグレアム・アンジー・周りの大人達の描き方、
ムーン・ライティングやサンズなんか、圧倒されすぎて辛い

アンジーが洗剤でレコードを一枚一枚洗っている奴が大好きだ

とらドラの人？

>>35
ケサラン・パサランでググってみ

>>41
吉田さんは案外日常的ものも面白いよ。
桜の園とかもそうだけど、ちくま文庫になってるハナコ月記とか

>>1
竹下景子か？

>>1
たしか今は武宮惠子だろ

>>45
はらたいらさんに全部

風と木の詩とトーマの心臓は本当によかった

竹宮のほうを間違えるなんて…

>>36
声優違うぞ

>>39>>44
あれ内容が酷いじゃんよ
全然おもしろくない

ポーの一族は良かったのに
最近の望都さまの┌(┌＾o＾)┐漫画はひどかった
肛門からイースターエッグを産まされるやつ

エルメスの人

>>51
まあ、正直言うと、テレプシコーラの辺りで徐々に枯れてしまったような気はする。
繊細な部分がちょっと暴走しすぎて、狂信的というか説教臭くなっちゃったような。
押入れは面白かったんだけどなあ．．．

竹宮恵子の吾妻鏡読んだら大河兼任の乱がスルーされてて悲しい
秋田なんて糞田舎は滅多に日本史にでてこないんだからあんな時くらい取り上げたってもいいだろ

風と木の詩もトーマの心臓も有名だってんで最近になって読んだけど正直あんまりだったなあ
ただエンタメが見たいだけの俺みたいな男オタクにはよさがわからんものなのかも
大島弓子のは綿の国星とか短編とか読んだ感じ好きなんだが

>>55
しかし、あの歴史シリーズ、今考えるとすごく豪華な執筆陣だよね。
やまだ紫まで描いてたのには驚いた

まあでも男が読んで一番おもしろい少女漫画はガラスの仮面（文庫本で出てる範囲まで）だよね

どう考えてもエースをねらえ！だろ

成人検査って何するの？っと

>>12
豚でいいだろ

>>56
そんな長編読まずに、萩尾さんならアメリカン・パイとか半神とかイグアナの娘とか
その辺から入った方がいいよ。特に大島さんの短編が良いと思うんなら。

>>56
両方ともSFのだけ読めばいい

小学生の餓鬼の頃、私を月まで連れてって！を貪るように読んでたな
この人のは他に地球へ…しか読んだこと無いけど、好きよ

まあ一番は川原泉なんですけど

>>57
というかなんで有名所しか書いてないの？

風と木の詩って種類いっぱいあるけどどれが一番いいの？
文庫本は小さいから苦手なんだけど

イズァローン伝説はダイ大やハガレンが裸足で逃げ出すほどの超本格ファンタジーだから読んどけ
あとはハイスペックブスとその息子(夫似のイケメン)の活躍が楽しいSF ブライトの憂鬱もおすすめ
耽美系じゃないし男でも普通に読めるぞ

男オタが絵で拒否反応が出ないのは山岸凉子。

萩尾望都
　11人いる！、ポーの一族、トーマの心臓
　半神、銀の三角
竹宮恵子
　地球へ…
山岸凉子
　テレプシコーラ、アラベスク、日出処の天子
　イシス、鬼、黒鳥、白眼子

>>68
萩尾望都→百億の昼と千億の夜（オリジナルじゃないけど）
竹宮恵子→ファラオの墓
追加で。

>>68
うむ男なら黙って山岸凉子だよな
それにツタンカーメンと押し入れも入れたい

トーマの心臓はプロローグでトーマが死んでてびっくらこいた

天馬の血族は最初面白かったのに
だんだんグダグダになっちゃったのが残念

風と木の歌はなあ・・・
数年前に通して読んだら号泣したわ

ファラオの墓は面白かった記憶がある　あとの作品はあんまり覚えてない
少女マンガなら三原順が面白かった　あと柴田昌弘

山田ミネコもなかなか
少し後の人だと
花郁悠紀子と波津彬子姉妹
佐藤史生、岡野玲子も好きだったな。

パスカルみたいに男子校生なのに育児書とかあらゆる本を読みながらドタ足のロバと結婚したいとか言う魅力的なキャラって今の漫画にいないよね

和田慎二はスケバン刑事が有名だけど
左の目の悪霊や銀色の髪の亜梨沙みたいなホラーチックな短編もかなりいい
柴田昌弘の盗まれたハネムーンだったか？あれもSF短編として面白かった

>>52
残酷な神が支配する、はホモじゃなくて親子の話だとおもいます

>>78
崩壊と再生の話しかと思ってたわ

>>65
たぶん、世界の名著シリーズを出してたような出版社だから、
日本古典文学大系の漫画版みたいな位置づけで作ろうとしたからだと思う。
安彦さんややまださんはその前後に虹色のトロツキーやらblue skyやらが文庫で出てるから
恐らくその辺のつながりで描くことになったのかもしれん

日出処の天子が名作
三原順は厨２っぽくなりたい時に良かった
個人的にはあしべゆうほがきちんと話を完結出来れば最高レベル。特にクリスタルドラゴン

佐藤史生はもう少し長生きしてほしかった
阿呆船、心臓のない巨人、金星樹・・・
個人的に漫画のファンタジーSFじゃ一番好きだ

エロイカより愛を込めてって男は絶対無理な漫画かと思ってたが、知り合いに勧めてみたら読んでビックリした

倉多江美はいつになったらジョジョの詩の続きを描くん？

>>68
OUT→ポーの一族、トーマの心臓
IN→百億の昼、スターレッド

>>63
竹宮恵子の「私を月まで連れてって！」は今でも本棚に飾って愛読しとるよ
スラップスティックSFの傑作だな

タマへの人だろ、知ってるよそんくらい

>>84
つーかまだ漫画描いてるの？
一万十秒物語が大好きだ

>>84
ジョジョは無理でも、一万十秒の続きをだな・・・
いや、マジレスすると、倉多江美の復活はかなり厳しいな・・・

>>82
震災以降、「夢見る惑星」をもう一度読みたいとしきりに思う。
単行本捨てなきゃヨカタorz

河原泉は男でも読めると思う。

倉多さんは2003年くらいにお父さんは急がないの続編が出たのが最後だったね
日常的なものに溶け出しかねないような怖い部分をすべて含めて
ここまで自然にというか淡々と描ける人は本当に居ないだけに惜しい．．．

萩尾もとは「スターレッド」「A-A'」「百億の昼と千億の夜」が好きだ

ち、地球への人だろ

内田善美はいまだに消息不明らしいな
単行本の再刊ができないのがおしまれる

>>90
小学館文庫でもってるわ
宗教とかミュータントとか世界観が遠大で非常によい

>>92
エスの解放とか、当時は怖かったよ
この人は乾いて狂ってるんじゃないかと思った

>>91
川原泉、な
笑う大天使が映像化したけど、アニメ化はしなかったな・・・

>>92
一万十秒物語でみんな平等ってことでクラスでやる演劇から脇役なくして
全員主人公にするって笑い話があったな
それが今じゃ現実になってて笑える
倉多江美は五十子さんの日の女装して女子高で生活する男とか先駆的なネタ多い

発掘してきた

http://www.age2.tv/rd05/src/up9830.jpg

とらドラの作者のペンネームの元ネタでしょ？
それくらいは知ってるよさすがに

>>98
イージー・ゴーイングも今の時代に通じるものがあると思わないか？

>>99
中島梓の少年派宣言が懐かしすぎる
ギャグのイメージが強かった坂田靖子が耽美な短編かいてて驚いた覚えがある

地球へ・・・を読んでるんだけど
今第3部なんだけど

コレどの辺からおもしろくなるの？

>>98
確かに今読んでも新しい作品がすごく多いね。
一万十秒物語だと、個人的には宅急便を待ち続ける話や
漫画家を超えて暴走する登場人物の話が好きだな。
ややもするとホラーになりかねんのにうまいこと乾いたユーモアにできるセンスは並みじゃないと思う。
それでいてジョジョの詩みたいなファンタジーも描けるし。

>>99
意外なことに坂田靖子が載ってないんだな

>>86
ロリコンにとっては夢のような話だからな

>>106
ああ、俺はダン・マイルドさ
ニナって聴くと、紫豚より先にこっちのニナが思い浮かぶ

腐女子はこういう作家の時代の作品性がある世界を
自分らの書いてるアニメパロディホモの免罪符にしないでほしい

黒のもんもん組は挙がってるか？

>>109
猫十字社ときいて飛んできました
もんもん組読んだあとに県立御陀仏高校読むと頭がくらくらする
ゴル子さんは何故さいとうたかをに怒られなかったのかｗ

>>4
ロックは聖悠紀
竹宮は地球へ…の人だ

>>6
頼むからそういうボケはやめてくれ…

>>68
誰がなんと言おうとテレプシコーラは糞漫画
広げた風呂敷に火付けて逃げやがった
山岸はもう漫画描けない年寄りなんだというのが明らかになった

101匹わんちゃんもいる！

竹宮　スパニッシュハーレム
萩尾　スターレッド
大島　秋日子

これでよい

>>110
腹田桃世だって相当なもんだｗ
あの時代の猫十字社は黒くて最高だったな

>>90
同じことをおもった。
んで、年末に密林で中古の文庫を揃えた。

漫画好きな姉が結婚する時、持ってる漫画全部あげるって言うから
喜んで箱から出してみたら風と木の誌が全巻入ってた

噂には知ってたが一応1巻読んでも理解出来なかったw

史緒→超人ロック　和音→ウルトラマン　柚子→鉄腕アトム
どう考えても史緒だけ浮いてるよね

>>114
秋日子かく語りきはいいな、大好きだ

>>108
ホモは別腹

大島さんの、八月に生まれる子供
初見は怖すぎたけど、いまは少し希望を持ってる

>>51
そうか？意外と面白いけどな

ttp://choipic.livedoor.biz/img/5469af30b09c.jpg
三原が好き

>>26
日出づる処の名無しの名前を見るたびに801板のような気分になるから困る

少女マンガは清原なつのだけでいいわ

>>68
竹宮のイズァローン伝説と私を月まで連れてっては男が読んでも大丈夫かと
後者はもう古くなったんで若い子には受けないだろうが銀魂みたいな他作品ネタベースの
ギャグアニメとか平気な30以上の男性に軽くお勧めしてみる。ロリ要素もあるよ

>>12
萌豚ってなまえあるじゃん

>>125
光の回廊とか好きだ

ポーの一族の続きが読みたい。
竹宮じゃないけど。

>>82
佐藤史生亡くなってたのか…旧速の少女漫画スレで三原順が鬼籍になってた事を知った時以来のショックだ

>>31
＞山岸凉子だな
＞絵はそこそこだが、たぶん一番普遍的で理性的な漫画描くと思う

テレプシコーラというのを読んだがヒドかったぞ？
物凄く後味の悪い漫画だった

>>12
むしろそっちはオタクのままで、マニアを復活させればいいんじゃね。

>>131
さすがに今は年齢的にも描くのが限界に近いよ
筆圧も弱くなってるんじゃないか？

山岸凉子は昔のエジプト神話や日本神話ものもいい
妖艶でオカルティックな話と画はさすがだった

>>133
絵はまぁ我慢できたんだが
話がヒドかったわ
ストーリーに起伏出したかったんだろうが
とにかくヒロイン（姉）を不幸にさせまくる展開に激萎えして
読むの辞めたわ＞テレプシコーラ
これ、女目線だとまだ楽しめるかなぁ？
不幸話はお腹一杯って感じだった

ゆーても今の萌えなんちゃらーの源流はここだからなぁ

>>129
アランもエドガーも死んでるのにどうするんだよ
しかも半世紀以上も前に

しかし山岸さんの絵は、確かサロメのピアズレーに影響を受けてるんだよな
その絵で日本の歴史的、民俗学的な題材を取り扱うってのもなかなか面白い発想だよね。
なんというか山岸さんに限らず24年組の人たちは洋風と和風を上手に混ぜ合わせてる感じがする。

萩尾望都が本名ってのがすごいよ

人生画力勝負で知ったにわかの俺様

>>136
>>129
四半世紀でした＞＜：

竹宮萩尾あたりがが好きな人は鎌谷悠希に注目してみるといいよ
あの「隠の王」の作者だよ
今はモーニング・ツーで「少年ノート」を連載してる

ソルジャーブルー

24年組の活きの良さは、他の全ての世代を凌駕するな。

>>136
アランはともかく、エドガーは死んでないだろ。

2ちゃんの801板の名無し名が
「風と木の名無しさん」
なんだけどな

>>132
個人的にはフリィークって呼び方が好きだった