広島県がカメムシ注意報
広島県は18日、果樹に被害を与えるカメムシ類が大量に発生する恐れがあるとして、県内全
域にことし初めての注意報を出した。市町や生産者団体に、農園の見回りや早期の防除を呼び
掛けている。
チャバネアオカメムシ▽ツヤアオカメムシ▽クサギカメムシ―の3種。化学物質でカメムシをお
びき寄せる方法で調査したところ、東広島市安芸津町で4月〜今月15日に平年の2・2倍、世羅
町で5月〜今月15日に1・5倍が捕獲された。
ナシやモモはカメムシに果汁を吸われると実が変形する。2010年の大量発生では、世羅町の
農園では収穫したナシの25%が被害に遭った。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207190005.html