盗みに入った車で居眠り。車上荒らしの男を逮捕。車の持ち主は気付かず走行。(台湾)
台北市で15日夜、車上荒らしをしていた男が犯行中に睡魔に襲われ車内で眠っていたところ逮捕された。
車の持ち主は、男の存在に気付かないままおよそ20分間走行し、車を降りようとしたところでようやく気付いて110番通報したという。
警察の調べによれば、逮捕されたのは窃盗前科のある無職の男(44歳)。
男はこの日、新北市新店区の路上に止まっていた車の鍵を壊して車内に侵入した。
しかし、車内の金品を物色中に突然眠くなり、ついにはそのまま後部座席で眠ってしまった。
男は事情聴取時にもぼーっとしており、「なぜ眠ってしまったのかわからない」、
「いつのまにかポケットに他人のものが入っていた」と話しており、警察では薬物服用の可能性もあるとみている。
車の持ち主の女性(40歳)によれば、新北市から台北市まで走行し、車を降りようとしたところ、助手席に置いてあった
女性のバッグに後部座席から手が伸びてきたため、車内に人がいることに気付いたという。
驚いた女性は110番通報したが、男は逃げる様子もなく、その場でおとなしく警察の到着を待っていたそうだ。
現行犯逮捕された男のかばんやポケットからは、女性の車内から盗んだ腕時計やサングラス、回数券などが見つかっている。
http://news.livedoor.com/article/detail/6778590/