就職を希望していたが採用内定を得られずに今春卒業した大学生、高校生らのうち、
ほぼ半数の2万4663人が4〜6月にハローワークを通じて就職が決まったことが21日、
厚労省の集計で分かった。昨年同期は4人に1人程度にとどまっており、改善した。
景気持ち直しの動きに伴い企業の採用意欲が高まっていることや、卒業後3年以内の既卒者の採用を
新卒同様に扱うよう求めた政府の要請が経済界に浸透したことなどが要因とみられる。
厚労省によると、12年春に内定が得られないまま卒業した大学、短大、高校、専門学校、高専の学生は
推定約4万8千人で、2万4663人は51%になる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012072101001620.html