若い男女の酒離れは本当 飲酒習慣率20代 男14%女4% なんで酒を飲まないの?

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アルコールの身体依存性はオピエート(阿片類)と同じ。すなわち一番たちが悪いとされる
ヘロインの禁断症状とアルコールの禁断症状は全く同じレベルなのである。
一方、身体依存性と耐性はオピエートより低く中程度となっているが、この2つに関しても
ヘロインとそれほど差はないとする専門家は多い。身体依存性、精神依存性、耐性と、
3つの判定基準について高水準にあるアルコールは紛う方なき強烈なドラッグということになる。
実のところ、アルコールは他の全てのドラッグよりはるかに深刻な弊害を身体にもたらすのである。
アルコールの常用は、肝硬変、糖尿病、慢性膵炎、胃・十二指腸潰瘍など、全身臓器に甚大な
障害を及ぼす。神経系も冒され、末梢神経炎をはじめ色々な神経疾患が併発される。
また免疫力が低下し、結核、エイズなどの伝染病にかかりやすくなる。さらにアルコール性痴呆
といって、知能の低下を特徴とする老化現象も確認されている。
もうひとつここで強調しておきたいのは、アルコールの致死量が極めて低いことだ。
一般の医薬品を含め、ドラッグは有効量の致死量に対する割合が低いほど安全と言える。
一例を挙げると1回量1カプセルの薬の致死量が100カプセルだとすると比率は1:100となる。
アルコールは有効量と致死量との差が極端に小さく、その比率はなんと1:3。
これほど比率の低いドラッグは他に無く、もし仮に今こうしたデータを携えてアルコールを認可する
ように厚生省薬務局なり米食品医薬局なりに願い出たとしたら、パスすることは絶対にありえない。