子どもの医療費を無料にする自治体の助成制度について、和歌山県内では印南町が18歳までを対象にしている一方で、
田辺市や新宮市などが小学校入学前までと、自治体間で格差の大きいことが分かった。
町村部を中心に対象年齢を広げる動きが進んでいるが、子どもの数の多い市部では財政的な負担の問題から足踏みしている。
子どもの医療費の助成は、健康保険に加入していて医療機関を受診する際に支払う2〜3割の窓口負担を県と市町村が助成する制度。
和歌山県では、小学校入学前までは各市町村と県が自己負担額を半額ずつ負担し、
小学生以上については、各市町村が独自で助成制度を設けている。
印南町は昨年4月から、県内で初めて18歳までを対象にした。町住民福祉課は「『子育てするなら印南町』をキャッチフレーズに、
若者の定住策の一環として子育て施策に力を入れている。
保護者からもありがたい、助かるという声が寄せられている」と話す。
以下略ソース
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=235020