翻訳元ソース
http://www.deutsch-tuerkische-nachrichten.de/2012/07/456510/%E2%80%9Eliebe-legalisieren%E2%80%9C-gruene-jugend-fordert-abschaffung-des-inzestverbots/ 「愛を合法化」を 緑の党青年部、近親相姦禁止法の撤廃を求める
アウグスブルグ緑の党青年部は、ドイツでの近親相姦禁止法の撤廃を求めて声明を発表した。
「国が法律によって、市民の自己決定権を妨げるべきではありません。
現にトルコなどでは近親相姦を禁止する法律が無いのです」
「この禁止法は単に時代遅れの社会的タブーに基いているものであり、合理的に支持できるものではありません。
残念なことに、ドイツ欧州人権裁判所はそのことに気づいてないようですけど」
と、アウグスブルグ緑の党青年部広報担当のマリー・レヒトハラーさんは取材に応えて語る。
「近親相姦を法律で禁止することは、国が市民の自己決定権や私生活を侵害するということなのです」
「ドイツは『愛を合法化』しなければなりません」とマリーさんは最後に付け加えた。
ドイツとは対照的に、トルコでは近親相姦を禁止する明文的な法律は無い。
ただ親族間の結婚が民法第129条で制限されているのみである。
それゆえ親子、兄弟姉妹、叔父叔母甥姪同士での結婚は出来ないが、
それら親族間のセックスについてまでトルコの法律では言及されていない。
しかしながら、ドイツの緑の党青年部が近親相姦合法化を求める一方で、
トルコの医師会は、近親相姦を禁止する法律を求めているようだ。
国連はトルコに関するレポートの中で、近親相姦を禁止する法律を制定することが
近親相姦の暗部について国民に広く認知してもらうきっかけになるだろうと発表している。
既に保護が必要な女性や子供がいることに加え、よく言われるように遺伝子的欠陥の問題や、
兄弟姉妹親族間の性的虐待などの問題が、トルコの医師会によって指摘されている。
(続く)