Androidベースの新たなコンシューマ機,が開発中か。価格99ドルでロイヤリティフリー&ハッキング推奨のラジカルなハード
http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20120705020/ ライター:奥谷海人
現在アメリカで,新たなコンシューマ機「Ouya」が開発中であると北米のIT系情報サイト「The Verge」が報じている。
記事は,「AngelList」というSNS(要登録)に掲載された情報を元にしたものだという。
http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20120705020/TN/002.jpg Ouyaは,99ドルという価格が予定されているAndroidベースの据え置き型コンシューマ機であり,
開発キットをデフォルトで同梱することで,誰でも自由にゲームを開発,販売できるというロイヤリティフリーのものになる。
さらに「ハッキング推奨」であり,ユーザーが自由にハードをチューンアップできるという,非常にオープンでラジカルなビジネスモデルが予定されている。
筐体のデザインは「世界7大デザイナーの一人」と評され,ハーマンミラーやプラダなどのデザインも手がけるYves Behar氏が担当しており,
さらに,Xboxを世に送り出したEd Fries氏がアドバイザーとして参加するなど,各界の有名人が開発に参加しているようだ。
Behar氏は,100ドル前後のノートPCを開発途上国の子供向けに開発するという「One Laptop Per Child」にも関わっていただけに,
このOuyaも,コンシューマ機を購入できない地域の子供達をターゲットにしている可能性はありそうだ。
公式サイトも公開されていないOuyaは,いつ発売されるのかさえ分からないものの,欧米ゲーム産業にそれなりのインパクトを与える可能性は十分にある。今から注目しておこう。
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