清武に香川エール「プレーで世界中驚かせて」
J1第16節(30日、C大阪1−1浦和、長居)ブンデスリーガ・ニュルンベルクへ移籍するC大阪の同MF清武弘嗣(22)は浦和とのJリーグ最終戦に出場し、1−1のドロー。
試合後にはクラブの先輩で、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍する日本代表MF香川真司(23)からエールを送られた。
仲間が救ってくれた。ブンデスリーガ・ニュルンベルクに移籍するC大阪のMF清武へ贈られたロスタイムの同点劇。歓喜の中での“旅立ち”だった。
「曜一朗(柿谷)が決めてくれて、マジでよかったです」
1日の渡独を前に必勝を期したラストゲーム。「やばいくらいガチガチでした。緊張した」という中、後半36分で途中交代。悔しさの先で仲間が決めてくれた。
3万6723人が詰めかけ、試合後には壮行セレモニーが行われた。C大阪の「8番」の先輩で、イングランドプレミアリーグ・マンチェスターUへ移籍する日本代表MF香川真司が花束贈呈に登場。
「ブンデスでもキヨ(清武)らしいプレーで、日本中の、世界中のサポーターを驚かせてください」とエールを送り、家族とスタンドで観戦した父・由光さん(50)は「いろいろな方に感謝して、頑張ってほしいですね」と温かなまなざしを向けた。
仲間とともにボールをゴールへ蹴り込んだ清武は7度、宙に舞った。「充実した(C大阪での)2年半だった。(ドイツでも)しっかり頑張りたい」。新天地での活躍を宣言した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000038-sanspo-socc 依頼@240