「うるう秒」を撮影しようと必死に待ち構えるトンキンの群れ

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 日本の標準時を管理する独立行政法人「情報通信研究機構」(東京都小金井市)は1日、標準時と
地球の自転による時間のずれを調整するため、午前8時59分59秒と午前9時0分0秒との間に、
8時59分60秒という「うるう秒」を挿入した。

 1日の長さが24時間1秒になる、うるう秒の挿入は世界中で同時に実施。前回は2009年1月1日にあった。

 うるう秒が必要なのは、地球の自転速度が厳密には一定ではないため。世界共通の標準時は現在、
数十万年に1秒しか狂わない高精度の原子時計に基づいて運用されており、数年に1度うるう秒を
入れることで、自転とのずれを解消している。

 1972年から行われており今回が25回目。同機構のシステムからの信号により、放送局の時刻運用
システムなどの多くは自動調整される。ただ事業者によっては影響が出ないように対応が必要となる
ことなどから、将来的には廃止も議論されている。
〔共同〕

「うるう秒」が1秒挿入され、「60秒」を表示した日本標準時表示装置(写真上)と、うるう秒を待ち構える
人たち(1日、東京都小金井市の情報通信研究機構)
http://www.nikkei.com/content/pic/20120701/96958A88889DE6E1E0E6E5E1E3E2E2E3E2E5E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2-DSXZZO4324733001072012000001-PB1-2.jpg

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO43247310R00C12A7000000/?dg=1