ソニーと全英ローンテニスクラブは29日、世界のトップクラスのテニス大会「ウィンブルドン選手権(全英ローンテニス選手権)」について、3D映像制作や放送を行うことを発表した。
2012年大会について、7月4日からの5日間、英BBC、スペインCanal+、米ESPN、ギリシャNova、イタリアSky Italiaの5局が、男子準々決勝から決勝までと、女子準決勝、決勝を3Dライブ放送する。
また、7月8日の男子決勝は、映像配信提携先であるSupervision Media社の協力のもと、イギリスを始め欧米アジア各国の3D上映設備のある映画館でライブ配信を行う。
ソニーの二眼式一体型3Dショルダーカムコーダー「PMW-TD300」で撮影した映像を、高速転送やマルチチャンネル記録/読出に対応した大容量・高速記録メディア「SRMemory」に、
3G-SDIデュアルリンクを装備したSRMASTERポータブルレコーダー「SR-R1」で記録する。
ハイエンド映像制作機材のSRMASTERシリーズを活用することで、ファイルベース運用を大会として初めて採用した。
ファイルベースでの映像制作はテープベースと比較して効率化を図ることができ、スポーツの映像制作に適しているとのこと。
http://www.rbbtoday.com/article/2012/06/29/91113.html